過去最多「梅毒」急増!マッチングアプリや出会い系サイトの関係性は?

医者が説明 恋愛サイト入門編

最近、性感染症である「梅毒」が爆発的に急増しています。

感染者も過去最多となり、年間1万人を超えるペースで増え続けています。

コロナ禍で感染元として、風俗や出会い系サイトも関わっている可能性も囁かれています。

最近は性交渉目当てに、マッチングアプリや出会い系サイトを利用して、見知らぬ人と性交渉することも多く感染のリスクも上がっています。

ある性交渉体験を研究したデータによれば、梅毒(性病)・HIV・AIDS 感染者は男女ともに、
マッチングアプリや出会い系サイト利用経験者が多かったと発表されています。

梅毒は主に、性交渉で感染し、放置すると脳や臓などに合併症を引き起こす恐れがあります。

また、妊婦が感染した場合は、胎児への感染リスクもありますので要注意です。

この記事では、【マッチングアプリ・出会い系サイト】と梅毒との関係性を分かりやすく解説しています。

この記事を読めば、梅毒感染した場合の対処方法や梅毒感染予防などがわかりますので、ぜひ参考にしてください。

梅毒ってどんな病気?

梅毒は世界中に広く分布している疾患で、ドラマ「JIN-仁」でも放送されたペニシリンによる治療で発生は激減したが、その後、各国で幾度かの再流行が見られています。

梅毒の病名は、症状にみられる赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来します。。

病原体は梅毒トレポネ−マで、通常の明視野光学顕微鏡では視認できず、暗視野顕微鏡で観察される。青い色彩を放つことからpallidum(英語のpale)の種名が与えられている。

梅毒の症状

梅毒は性交渉で感染し、体や手のひらに赤い発疹がでます。

そして様々な症状を招き、放置すると脳や心臓などに重大な合併症を引き起こす恐れがあります。

無症状になりながら進行するため、治ったことを確認しないで途中で治療をやめてしまわないようにすることが重要です。

また完治しても、感染を繰り返すことがあり、再感染の予防が必要です。

第1期 

初期には、感染がおきた部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができることがあります。

また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。痛みがないことも多く、治療をしなくても症状は自然に軽快します。

しかし、体内から病原体がいなくなったわけではなく、他の人にうつす可能性もあります。感染した可能性がある場合には、この時期に梅毒の検査が勧められます。

第2期 

治療をしないで3か月以上を経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひら、足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が出ることがあります。

発疹は治療をしなくても数週間以内に消える場合があり、また、再発を繰り返すこともあります。

しかし、抗菌薬で治療しない限り、病原菌である梅毒トレポネーマは体内に残っており、梅毒が治ったわけではありません。

アレルギー、風しん、麻しん等に間違えられることもあります。この時期に適切な治療を受けられなかった場合、数年後に複数の臓器の障害につながることがあります

潜伏梅毒

症状がないまま何年も経過することがありますが、皮膚や内臓で病気は静かに進んでいます。

後期梅毒

数年~数10年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあります。

梅毒の発生頻度

日本では、性感感染症の梅毒の感染者数は年間8000人以上に達しています。

現在も年々増加していて、このまま増え続ければ1万人を超えるともいわれます。

年齢別では、男性は20-50歳代、女性は20-40歳代が増加しており、男性は2009年以降、同性間での性交渉による感染が50%以上であったが、2015年以降は異性間での性交渉による感染割合が増加している。

女性は、異性間での性交渉による感染が過半数を占めていて、感染から1年未満の梅毒患者と、性交渉した際の感染率は約30%と推定されている。

インバウンド(海外から国内へ)感染の可能性もありますが、SNSや出会い系サイトの人気に伴い、国内での感染増加も指摘されています。

梅毒の検査方法

梅毒トレポネーマの検出または血液検査で診断します

検査は感染したと思われる時から4週間以上経過してから受けることが必要です。

保健所や医療機関で検査がうけられますが、医療機関の場合は費用が変わってきますので注意してください。

梅毒の治療方法

抗菌薬が有効です。菌を死滅させることはできても、臓器などに生じた障害を元に戻すことはできませんので、早期の治療が大切です。

梅毒に感染しても免疫はできないので、何度も感染しますので注意してくださいね

感染経路

感染者の血液、精液、膣分泌液などに含まれており、性行為により非感染者の粘膜や皮膚に直接接触することにより感染します。

傷口からも感染するため、キスも感染経路となります

妊娠中に感染すると、胎児に感染させる可能性があります。



【マッチングアプリ】【出会い系サイト】と梅毒の関係性

性感染症の増加や感染経路の変化の背景の一つとして、マッチングアプリや出会い系アプリの流行が関連している可能性があります。

マッチングアプリや出会い系サイトは、異性との出会いや性交渉のきっかけになるとされています。

10代~20代の未婚女性の49%が、マッチングアプリや出会い系サイトで異性と知り合い、そのうちの12%が性的関係を持ったとされています。

マッチングアプリや出会い系サイトでは、恋活・婚活・遊び友達・趣味友達と色んな出会いを求めてサイトを利用しますが、性的な目的も多くなっています。

これらのことから、梅毒の流行が、人口流入や無店舗性風俗への接触、海外旅行時の感染者への接触によるものだけではなく、マッチングアプリや出会い系サイトによる感染者への接触可能性も多いと推測されます。

【マッチングアプリ】【出会い系サイト】で梅毒に感染した場合の対処方法

性的行為後に、陰部、口唇部、口腔内、肛門等にしこりができる症状が現れるなどして、梅毒に感染しているか不安なときは、早めに医療機関を受診し、検査を受けてください。

病院に行くことは、恥ずかしいと思うかもしれませんが、放置しておくと大変なことになりますので、早急に受診してください

受診医療機関

皮膚科・感染症科・泌尿器科・産婦人科で受診できます。

口腔内に異常が出た場合は、耳鼻咽喉科で診察してください。

感染していた場合

梅毒に感染していた場合は、感染のある相手にも受信・検査を受けさせることです。

お互いが感染した場合は、一緒に治療を行いましょう。

治療薬としては、抗菌薬の内服で治療することが多く、場合によっては点滴で抗菌薬の治療をすることもあります。

基本は、飲み薬(内服薬)で完治するまで飲み続けます。

 梅毒の感染した人の血液中には、一定の抗体がありますが、再感染を予防できるわけではありません。

適切な予防策(コンドームの使用等)が取られていなければ、再び梅毒に感染する可能性があります

【マッチングアプリ】【出会い系サイト】で梅毒に感染しなようにするには?

結論からいいますと、梅毒感染を100%防ぐことは不可能です。

出会い系では、売春行為やパパ活行為の女性、ヤリモク目当てに男性が多数います。

性行為の相手をを頻繁に変えたり、売春婦と性交したり、他のセックスパートナーがいる相手と性交したりするといった安全でない性行為を避けることです。

そして確実な性感染症の予防方法は、性行為(肛門性交、腟性交、オーラルセックス)を行わないことですが、これは現実的に難しいので、コンドーム着用を必ず実施し感染リスクを低下させることです。

ただし、コンドーム着用をしても、覆わない部分の皮膚などでも感染がおこる可能性があるので、100%の予防は出来きません。

コンドームを使用したからと安心せず、皮膚や粘膜に異常があった場合は性的な接触を控え、早めに医療機関受診をしてください。

マッチングアプリや出会い系サイトはを利用する際に、性行為は絶対にしないでというのは非現実的なので、そういう場合になった時は、感染リスクを防ぐために、コンドーム等の着用をして自分を守ってください。

多数の異性と性行為(パパ活・売春・ヤリモク・セフレ行為)を頻繁にしたりしないで、感染対策をすれば、リスクはかなり抑えられますので安心してください。

マッチングアプリや出会い系サイトを利用する際はルールを守り、感染対策をしましょう。

 

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